おしゃれな平屋実例5選！デザインや間取りづくりのポイントを紹介

平屋住宅は多様なニーズにマッチする住まいとして、注目を集めています。開放感のある空間設計や、自然との調和が生まれやすい点も、支持される理由のひとつです。
この記事ではおしゃれな平屋について、ステーツの実例を交えながら、デザインや間取りのポイントを紹介します。ぜひご覧ください。

おしゃれな平屋にはどのような魅力があるのでしょうか。以下では主な魅力を解説します。

平屋は広々としたリビングにこだわったり、趣味の部屋を設けたりと、自分らしい暮らしに合わせた空間が実現しやすい点が魅力です。

自然との繋がりを深められるのも、平屋の特徴です。大きな窓やウッドデッキを採用すれば、自然光や風をたっぷりと取り込める、開放的な空間を演出できます。

家族が顔を合わせやすい構造になっているため、コミュニケーションが自然と生まれるのも嬉しいポイント。ワンフロアで他の居室と繋がっているため、家族の雰囲気が常に感じられやすく、会話が弾み、家族の絆が深まります。子供が安心して遊べるスペースを設けることも可能です。

周囲とは違うおしゃれな平屋は、自分らしさやこだわりを表現できる住まいです。

ウッドデッキやテラスを設けたり、植栽や照明を効果的に取り入れたりすることで、より洗練されたデザインになります。

個性的な平屋は、周囲から注目を集めるステータスシンボルに。もちろん見た目だけでなく、機能性や住み心地、資産価値など、おしゃれな平屋には様々なメリットがあります。自分らしさを表現し、快適な暮らしを実現したい方に最適な選択肢です。

以下ではステーツが施工した、おしゃれな平屋の実例を紹介します。

こちらは107坪の敷地に37坪の平屋を建てた事例です。ダークグレーと木目の外壁。勾配のある屋根が特徴的な外観は、スタイリッシュでありながら温かみのある印象となっています。

玄関に入ると、まず目に飛び込んでくるのは広い土間スペースです。こちらはギャラリースペースとして活用されており、スニーカーやスケートボードなど、施主様の趣味のアイテムをディスプレイしています。

リビングは、吹き抜けとなっており、高い天井が開放的です。

テラスとリビングは段差なし。まるでアウトドアリビングのような広々とした空間が広がります。天気の良い日は、バーベキューを楽しんだり、子供と遊んだりするスペースとしても最適です。

こちらは、無駄なスペースを極力減らしつつも、21.7帖の広いLDKを確保した、ゆとりある空間が魅力的な平屋の事例です。

キッチンを家の中心に置くことで、家事動線を短縮しています。

キッチンはコンロの前に壁を取り付ける必要のないレンジフードを採用し、圧迫感を軽減しています。また、腰壁を高くすることで作業中の手元がリビング側から見えないようにしているのも特徴です。

こちらは30坪でロフト付きの平屋事例です。このお家は、平屋ならではの開放感のあるリビングを確保しつつ、来客時の配慮として、プライベート空間とパブリック空間の分け方の工夫も取り入れています。

施主様の要望である開放的なLDKを実現するため、高天井とロフトを活用。平屋ならではの広い空間を作りました。ロフト部分は、家族で使えるオープンな多目的スペースとして使えます。

キッチンの裏側には水回りを配置。裏側の動線を利用することで、回遊性のある間取りにしています。

キッチンを境目に、パブリック空間とプライベート空間を分けた点もポイント。来客時もすっきりとした印象を保てるよう、配慮しました。

こちらは室内には小窓や高窓があり、部屋数が多い間取りでありながらも採光・通風をしっかりと確保している事例です。

ランドリールームや洗面コーナー、脱衣所、浴室などの水回りをまとめて配置。家事や育児で忙しい時でも、スムーズに移動できるため、時短に繋がる間取りです。

玄関からパントリーを通ってキッチンに繋がる点も特徴的。買い物から帰った後も重い荷物を運ぶ負担が軽減できます。

室内には引き戸があり、必要に応じて空間を仕切れます。開放感がありながらも、プライバシーを守れる点が魅力です。

平屋のワンフロアでホール（廊下）を使い、各部屋を分け、家族のプライバシーに配慮した事例です。LDKには和室を組み込み、広々としたくつろぎ空間を実現しました。

玄関前をカバードポーチとした、カリフォルニアスタイルです。和室を開放した広いLDKは、平屋ならではの屋根の高さを活かした天井高で開放的な空間に仕上がっています。

フラット対面のペニンシュラキッチンからは、LDK全体を見渡せるため、家族とのコミュニケーションもスムーズです。

高くなった空間を利用して計画されたスキップフロアは、子供たちのスタディスペースやPCスペースとして最適です。

寝室にはウォークインクローゼットを設け、木目の壁がアクセントになっています。

造作洗面台にはお化粧スペースのカウンターを確保。トイレ空間はカルフォルニアスタイルを意識し、ブルーを基調としています。

平屋をおしゃれにするにはどうすれば良いのでしょうか。おしゃれな平屋づくりで考慮すべきポイントを解説します。

屋根の種類によって、家の外観の印象は変わります。

平屋によく使われる屋根は切妻屋根や片流れ屋根など。切妻屋根は最も一般的な形状で、シンプルな印象になります。屋根裏部屋を設けることも可能です。

片流れ屋根はモダンな印象を与えます。太陽光パネルの設置にも良好です。また、外壁の素材で質感と表情を出すと、おしゃれな印象に。外壁の素材としては木や塗り壁、タイル、ガルバリウム鋼板などがあります。

木目は温かみのある自然な印象になりますが、定期的なメンテナンスが必要です。塗装やタイル貼りなどの仕上げ方法で、表情が変わります。

タイルは高級感のある重厚な印象に。耐久性が高く、メンテナンスも比較的簡単です。ガルバリウム鋼板はモダンな印象を与えます。軽量で耐火性が高く、メンテナンスも簡単です。

屋根と外壁の配色にも、統一感を出しましょう。屋根と外壁の色を統一すると、まとまりのある外観になります。アクセントカラーを取り入れて個性的な外観にする方法もあります。

内装の統一感を出すには、ベースカラーを決めることが重要です。ベースカラーは壁や床、天井などの面積が広い部分に使用します。ベースカラーに白やベージュ、グレーなどの落ち着いた色を選ぶと、広々とした開放的な印象になります。

家具や建具の色や素材も、ベースカラーに合わせると統一感が出ます。ベースカラーが白であれば、家具も白やベージュなどの明るい色を選ぶと良いでしょう。木や金属など、素材を統一するのも効果的です。

ベースカラーで全体をまとめた上で、照明やカーテンなどの小物でアクセントカラーを取り入れると、空間にメリハリが出ます。アクセントカラーは、ベースカラーとは対照的な色を選ぶと効果的です。

内装の統一感は、おしゃれな平屋を叶えるために重要な要素です。ベースカラーや家具や建具、照明やカーテンなどを組み合わせることで、自分好みの統一感のある空間を実現できます。

オープンな空間設計は、おしゃれな平屋を叶えるために重要な要素です。

間仕切りを減らすことで、視覚的な広がりを生み出せます。LDKや玄関、廊下などを一体化すると、開放感あふれる広々としたおしゃれな空間になるでしょう。

天井を高くすることもおしゃれな空間にする工夫の一つ。勾配天井や梁などを活用することで、開放感をさらにアップできます。

窓を大きくすれば、自然光を取り込み、明るく開放的な空間に。風通しも良くなり、快適な住まいになるでしょう。

このように、間仕切り、天井、窓などを工夫することで、開放感あふれるおしゃれな空間を実現できます。

おしゃれな空間を実現するためには、外との繋がりのある設計がポイントです。

テラスやウッドデッキを設けることで、リビングを庭に拡張できます。室内と室外を一体的に使えるため、開放感あふれる居心地の良い空間になるでしょう。

大きな窓を設けることも効果的。外の景色を室内に取り込めます。自然を感じられる開放的な空間となって、リラックス効果も期待できるでしょう。

中庭やインナーテラスを設けると、プライベートな屋外空間の確保も可能です。人目を気にせず、日光浴やガーデニングなどを楽しめます。

リビングやダイニングなどに大開口を設けることで、外の景色を室内に取り込めます。広々とした開放感が生まれ、自然を身近に感じられる居心地の良い空間に。

大きな掃き出し窓を設置することで外との繋がりを持たせられますし、大きな高窓（ハイサイドライト）を設けることで、自然光を取り入れやすくなります。

窓枠や格子のデザインも窓のアクセントになります。木製の窓枠は温かみのあるナチュラルな雰囲気に。アルミ製の窓枠はスタイリッシュなモダンな雰囲気を演出できます。格子は和な雰囲気を演出したい場合に効果的です。

カーテンやブラインドも、窓の雰囲気をおしゃれにできるポイント。レースのカーテンは、柔らかい印象を与えます。遮光のカーテンはプライバシーを守りたい場合におすすめです。ブラインドはスタイリッシュな印象を与えます。

お気に入りの雑貨や本などをディスプレイすると、空間にアクセントになって、おしゃれな雰囲気になります。オープン棚やワイヤーネットなどを活用して、見せる収納を取り入れてみましょう。

見せる収納のポイントは、整理整頓をしっかりと行うこと。ごちゃごちゃしていると、散らかっている印象を与えます。定期的に整理整頓を行い、常にすっきりとした状態を保ちましょう。

生活用品や衣類など、見せたくないものは隠すだけでOK。クローゼットや押入れなどを活用できれば、すっきりとした空間を保てます。

隠す収納のポイントは、収納スペースを有効活用することです。デッドスペースを活用したり、収納グッズをうまく利用したりすることで、限られたスペースを最大限に活用できます。

間取りを検討する際、何に着目すれば良いのでしょうか。平屋の間取りで考慮すべきポイントを解説します。

平屋を建てるなら、家事や育児などの日常生活をもっと快適に過ごしたいですよね。

平屋を検討する際には、効率的な生活動線になっているか、家事の中心となるキッチン動線を中心に確認しましょう。

キッチンは料理や洗濯、掃除など、家事の中心となる場所。キッチンを中心に、リビング、ダイニング、洗面脱衣室、トイレなどを回遊できるように間取りを設計すれば、家事動線を効率化できます。

洗面脱衣室、浴室、トイレなどの水回りは、まとめて配置すると、動線の短縮化が可能です。家事や育児で忙しい時でも、スムーズに移動でき、時短にも繋がります。

収納スペースを間取りに組み込むこともポイント。

掃除用具や食料品、衣類など、生活用品を収納するスペースを間取りに組み込むと、物を持ち運ぶ必要がなくなり、家事動線を効率化できます。収納スペースは、動線の妨げにならない場所に配置しましょう。

平屋はワンフロア構造なので、家族同士のプライバシーを確保するのが難しいと思う人も多いでしょう。平屋でプライバシーを確保したい場合は、いくつかポイントがあります。

まず、個室は独立させ、ドアをつけることがポイントです。寝室や子供部屋などの個室は、独立させてドアをつけると、プライバシーを確保できます。ドアは鍵をかけられるものにすることで、さらにプライバシーを守れるでしょう。

洗面脱衣室をはじめとした水回りには、扉をつけることで、プライバシーの確保が可能です。扉は開閉しやすい引き戸にすると、スペースを節約できます。

間仕切りを活用して分けると、リビングやダイニングなどの広い空間のプライバシー確保に効果的。間仕切りにはカーテンやブラインド、折りたたみ式のパーテーションなどがあります。

このように、家族構成やライフスタイルに合わせて、間取りを工夫すれば、おしゃれな平屋と家族みんなのプライバシーの確保を両立できます。

おしゃれな平屋を建てるためには、コストも重要なポイントです。複雑な形状の建物は、建築コストが高くなります。従って、コストを抑えた家づくりをする場合、シンプルな形状の建物にすることが重要です。

ロフトや吹き抜けを活用することで、限られた床面積を有効活用できます。部屋数を増やすことなく、広々とした空間を演出したい方は空間をうまく活用できないか検討しましょう。

設備や仕様の工夫もポイントです。高価な設備や仕様を必要最低限にすると、コストを抑えられます。本当に必要なものに絞り、機能性とデザイン性のバランスを考慮しましょう。

おしゃれな平屋を建てるためには、建築の専門知識を持つ、ステーツの担当者に相談することがおすすめです。希望や予算に合わせて、プロの視点から最適な間取りを提案いたします。

平屋はワンフロアの面積が広い傾向にあるため、間取りが不適切だと、部屋の中心部まで光が届かなかったり、風通しが悪くなったりする場合があります。

採光と通風を確保するためにはまず、窓の配置を工夫することがポイントです。窓を南側に多く配置すると、自然光を室内に取り込めます。北側には小窓を設けると、室内の明るさを確保しやすくなるでしょう。

また、周囲の家が隣接している場合は高窓を活用すると、高い位置から光を取り込めます。高窓は家具の配置に影響を与えずに、採光を確保できるのもメリットです。

採光だけでなく、風通しを考えた間取りにすることも重要です。窓を対角線に配置すると、風通しを良くできます。家の形状や周囲の環境を考慮して、風通しを考えた間取りを設計しましょう。

ここでは、理想の平屋を実現するために押さえておきたい設計上の工夫や、依頼時の打ち合わせポイントを解説します。

おしゃれな平屋を実現するためには、まず予算と希望の優先順位を明確にしておくことがポイントです。

限られた予算の中で理想の住まいを形にするには、どの部分に費用をかけ、どこを抑えるかなどの判断が欠かせません。外観のデザインを重視するのか、それとも暮らしやすさを重視した間取りや設備に力を入れるのかによって、設計の方向性は変わります。

事前に自身や家族の優先順位を整理しておくことで、打ち合わせも円滑に進み、満足度の高い住まいづくりへと繋がります。

おしゃれな平屋を実現するには、事前に理想のイメージを明確にしておくことがポイントです。

設計段階で希望のテイストや暮らし方の方向性が定まっていないと、間取りやデザインに一貫性がなくなり、完成後に違和感が生じる可能性があります。

今ではSNSで情報を集めている人が増えており、写真や実例を参考にすることで、より具体的なイメージを描きやすくなっています。

「木のぬくもりを感じるナチュラルな空間にしたい」「大きな窓から光が差し込む明るいリビングが欲しい」など、具体的なイメージを言葉や画像などで整理しておく、設計士との打ち合わせもより円滑に進み、ご希望に沿った提案がしやすくなるでしょう。

設計士やハウスメーカーとしっかり打ち合わせをすることも、おしゃれな平屋づくりにとって重要です。以下では打ち合わせの際に特に意識したいポイントを紹介します。

平屋住宅の外観をおしゃれに仕上げるには、デザインにひと工夫を加えることが大切です。平屋は構造上シンプルな形になりやすく、そのままでは外観が平坦で単調な印象になることがあるからです。

具体的には、

・建物に凹凸を取り入れる
・外壁の素材や色を一部で貼り分ける
・屋根の形状に変化を持たせる

などの工夫を施すことで、外観に立体感や豊かな表情が生まれます。

平屋住宅では、床材の選定にこだわることで、空間全体に統一感と広がりが生まれます。ワンフロアで生活空間が完結する平屋は、床のデザインや質感が住まい全体の印象を大きく左右するためです。

例えば、リビングからキッチン、廊下にかけて同じ素材やカラーで床材を統一することで、空間に一体感が生まれ、視覚的にも広く開放的に感じられるようになります。さらに、天然木のフローリングなど、質感に優れた素材を選ぶことで、上質で心地良い住まいの雰囲気を演出可能です。

ステーツではこうした細かな部分への配慮も、担当の営業設計との丁寧な打ち合わせを通じて実現していきます。

平屋をおしゃれに仕上げるには、天井の高さに変化を持たせることが効果的です。なぜなら、高さに工夫を加えることで空間に奥行きが生まれ、平屋ならではの開放感がより際立つからです。

例えば高天井や勾配天井を取り入れると、視線が上に抜けて空間が広く感じられます。また、下がり天井をアクセントに使えば、空間にリズムが生まれ、洗練された雰囲気を演出できます。

ただし、同一空間に複数の天井デザインを多用すると、統一感を損なう可能性があるため注意が必要です。

こうした天井設計も、ステーツでは営業設計との丁寧な打ち合わせを通じて、理想的な空間づくりへと繋げます。

快適で洗練された平屋を実現するには、パブリック空間とプライベート空間の区画設計が重要です。LDKなどの共有スペースと、寝室や水まわりといったプライベート空間が混在すると、動線が複雑になり、暮らしにくさを感じる要因になり得るからです。

例えば、リビングやダイニングなど来客が利用する空間と、家族だけが使う居室や浴室を緩やかに分けることで、プライバシーを確保しながらも、空間同士の繋がりを保てます。こうした空間構成の工夫は、デザイン性にも大きく影響するため、上質な住まいづくりには欠かせません。

ステーツでは、このような区画設計に関しても、設計段階で念入りに打ち合わせを行います。

おしゃれな平屋は家族とのコミュニケーションや家事・育児のしやすさ、開放的な空間、自然との調和、デザイン性など、多くの魅力があります。

今回ご紹介した事例や間取りのポイントを、理想の住まいを実現するための参考にしてみてください。

ステーツはおしゃれな平屋をはじめ、お客様のライフスタイルに合わせた様々な住まいを提案しています。ぜひお気軽にご相談ください。