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家づくりコラム

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デザイン性の高い住宅とは?建てる際の費用、ポイント、施工事例を紹介

「見た目にもこだわり、自分たちらしい家にしたい」そんな希望を形にできるのが、デザイン性の高い住宅です。外観や内装、間取りまでひとつのコンセプトで設計された住まいは、おしゃれさと暮らしやすさを兼ね備えています。この記事では、デザイン住宅の特徴や費用、建てる際のポイントなどを紹介します。

デザイン性の高い住宅とは?

デザイン性の高い住宅とは、外観や内装、間取りなど住まい全体をひとつのコンセプトで設計した住宅のことです。

ここではまず、「デザイン性の高い住宅」とはどのようなものか紹介します。

注文住宅ならではのデザイン性の高さと自由度が魅力

注文住宅の魅力は、デザイン性と自由度の高さにあります。建てる人の好みに合わせて、外観や内装、間取りまで細かく決められる点が魅力です。

例えば、次のように好みに合わせたデザインを取り入れられます。

・ナチュラルな木の雰囲気が好きな場合:床や壁に無垢材を使ったぬくもりのある空間に設計する
・スタイリッシュな空間が好きな場合:モノトーンの配色や直線的なデザインを取り入れる

見た目の美しさだけでなく、生活のしやすさや居心地の良さまで含めて、全体をひとつのコンセプトでデザインする家づくりも可能。

注文住宅だからこそ実現できる自由な発想と、オリジナルな空間づくりが、デザイン住宅の魅力です。

人気のデザインテイスト

デザイン性の高い住宅の中でも代表的なテイストは、シンプルモダンやジャパンディ、北欧風などです。以下に、代表的なデザインスタイルの特徴をまとめました。

人気のデザインテイスト

それぞれのスタイルには異なる魅力があり、暮らし方や価値観に合わせて自由に選べるのがデザイン住宅の醍醐味です。

デザイン性の高い住宅を建てる際のポイントと注意点

以下では、デザイン住宅を建てる際のポイントと、注意点を解説します。

外観デザインのポイント

外観デザインのポイントは、素材・色・形の組み合わせにあります。この3つの要素によって、家の印象や雰囲気が大きく左右されるからです。

例えば、重厚感を出したい場合はダークトーンの色に木目素材を加えることで、落ち着いた印象に仕上がります。

また、シャープで堂々とした外観にしたい場合は、直線的な形や無機質な素材、モノトーンの色合いなどを組み合わせると効果的です。
このように、異なる素材や色をバランスよく組み合わせれば、個性的で目を引く外観になります。素材・色・形をどう組み合わせるかが、外観デザインの成功を左右するポイントです。

内装デザインのポイント

内装デザインのポイントは、照明や家具を含めた統一感のある空間づくりです。色味や素材、スタイルに統一性があると、全体にまとまりが生まれ、居心地の良い空間になります。

例えば、ナチュラルな木目調でまとめた内装に、あたたかみのある間接照明を組み合わせると、落ち着いたリビングになります。

また、内装は外観と調和させることも、一つの考え方です。照明器具のデザインや配置にも一貫性を持たせると、家全体の印象がぐっと引き締まります。

照明は見た目だけでなく、明るさや光の広がり方によって空間の雰囲気を変えるため、デザインと機能性のバランスがポイントです。

内装と照明を調和させることで、長く快適に暮らせる住まいになります。

間取り、空間演出のポイント

間取りを考えるうえでのポイントは、開放感・採光・視線の抜けを意識したレイアウトにすることです。これらに工夫があると、部屋が広く感じられ、快適な空間になります。

例えば、吹き抜けのあるリビングや天窓を設けた勾配天井は、縦の広がりを感じられる設計です。

また、L字型の窓や中庭を取り入れることで、視線が抜けて圧迫感が軽減され、自然光もたっぷり取り込めます。

さらに、スケルトン階段やオープンなキッチンレイアウトは、空間を遮らず、光と風を通す工夫として有効です。

このような設計を取り入れることで、実際のサイズ以上に「広がり」や「明るさ」を感じる住まいを実現できます。

注意点

間取りや空間演出を考えるときには、デザイン性だけでなく実用性にも十分に配慮することが大切です。見た目を優先し過ぎるあまり、実際に暮らしてみると不便に感じる場合があるからです。

例えば、次のような点には注意が必要です。

・スタイリッシュなデザインにこだわりすぎた結果、家事の動線が複雑になり、移動しづらい間取りになる
・吹き抜けなどの広々とした空間は開放感がある一方で、冷暖房の効きが悪く、光熱費がかさむ可能性がある
・庇のない屋根はシャープで現代的な印象を与える一方で、雨だれによって外壁が汚れやすく、将来的に清掃や補修が必要になる場合がある

後悔を防ぐには、建てる前に「住んだ後の暮らし」をイメージしておくことが重要です。

暮らしやすい動線やメンテナンス性を考慮した設計にすることで、見た目の美しさと機能性のバランスがとれた住まいが実現します。

デザイン性の高い住宅の費用と相場感

以下では、デザイン住宅の費用と相場感について解説します。

デザイン住宅の参考価格

デザイン住宅の価格目安は、建物の仕様や設計の構成によって大きく異なります。

例えばステーツの場合、採用する仕様の内容にもよりますが、30坪前後のデザイン住宅であれば、おおよそ2,500万円から3,000万円が価格の目安です。

自由設計やオプション仕様を柔軟に取り入れることが可能ですが、その分、標準価格に比べてコストがかかる場合があります。

費用に影響を与える要素としては、次が挙げられます。

・家の形
・設備のグレード
・造作家具
・素材のグレード
・断熱性能など

また、地盤改良や外構工事の範囲も総費用に影響します。予算をうまく管理するには、優先順位を明確にして、必要な部分にはしっかり投資しながら、抑えられる部分では工夫を取り入れることが大切です。

ローコストに抑える工夫

デザイン性の高い住宅でも、工夫次第で費用を抑えることは可能です。こだわる部分とコストを抑える部分をはっきり分けることが、ローコスト実現のポイントになります。

というのも、資材や設計料は費用がかさみやすく、全てにこだわると予算オーバーに繋がってしまうからです。

例えば、外観や内装のデザインは重視しながらも、資材には比較的安価な既製品を取り入れることでコストを抑えられます。

また、階数が増えると工事費は上がりますが、平屋も基礎や屋根の面積が増えるため、意外とコストがかかります。ライフスタイルや予算に応じて、平屋か多層階かを慎重に検討しましょう。

工夫次第で、理想のデザインと予算のバランスを両立させた家づくりを実現できます。

ステーツは、ローコストでも機能性とデザイン性を兼ね備えた住宅の実績が豊富です。興味のある方は、ぜひ資料をご請求ください。

注文住宅の施工事例と間取り

以下ではステーツが建てた、デザイン性の高い住宅の実例をご紹介します。

事例01

面積:28.55坪
家族構成:夫婦+子供2人

こちらは、人生の様々なステージに対応できる、将来を見据えた平屋ベースの事例です。

1階に寝室を設けることで、子育て期から老後まで生活の中心を1階で完結できる間取りとなっています。

リビングとダイニングは天井高2.6mの開放感ある空間に仕上げられ、ダイニングの照明が美しいアクセントに。

階段を中心に、生活空間とプライベート空間を分けた回遊動線により、動きやすさと家族のプライバシーが両立されています。

スタディカウンターのある窓辺や、キッチンの隠せるゴミ箱配置など、細やかな配慮も魅力。照明器具が空間を演出するトイレや明るい玄関など、日常を心地よくする工夫が詰まった住まいです。

事例02

面積:31.11坪
家族構成:夫婦+子供2人

こちらは、機能性と居心地を両立させた、コンパクトながら豊かさを感じられる戸建ての事例です。

LDKの一角には、窓際に設けられたヌックがあり、読書やネットを楽しむ“こもれる空間”として活躍します。

リビング全体は間接照明でやさしく照らされ、落ち着いた雰囲気に。水回りは回遊動線でつながっており、暮らしやすさも抜群です。

子供室には収納とスタディデスクを一体化したスペースを設け、省スペースでも機能性を確保。

外観はグレーのフラットな壁が特徴で、トレンド感を演出しています。ZEHレベルの断熱性能も備え、心地良い暖かさを保つ快適な住まいです。

事例03

面積:31.55坪
家族構成:夫婦+子供2人

こちらは、2階リビングならではの開放感と採光を活かした、デザイン住宅の事例です。

勾配天井と天窓によって、空から自然光がたっぷり差し込み、明るく心地良いリビング空間が広がります。

落ち着いた色合いでまとめられたインテリアは、上質な雰囲気を演出。リビングとつながるシックな和室にはスタディカウンターも設置され、家族がくつろいだり学んだりできる多目的な空間となっています。

玄関ホールでは階段そのものがデザインの一部として活かされており、家全体に統一感とセンスを感じさせるつくり。機能性と美しさが調和した、洗練された住まいです。

まとめ

デザイン住宅は、間取りや素材、照明の工夫ひとつで印象が大きく変わります。おしゃれで暮らしやすい住まいを目指すなら、この記事で紹介した事例やポイントをぜひ参考にしてみてください。

家づくりを具体的に考える際には、実際の施工例を見学したり、設計士やハウスメーカーに相談したりして、自分たちの理想に合う情報を集めることが大切です。

ステーツでは、お客様のご希望やライフスタイルに合わせて、丁寧にプランをご提案しております。お気軽にご相談ください。

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ステーツ暮らしのアドバイザー
ステーツの専門家が、家づくりにまつわるお役立ち情報や、みなさまの不安・疑問にお応えします。注文住宅に数多く関わらせていただいた住宅プランナーの視点で、実際のステーツの事例とともに、家づくりに関するアドバイスをご紹介します。