
「行田市で注文住宅を建てたい」「土地価格や建築費の相場が知りたい」とお悩みではありませんか?
本記事では、行田市の土地価格や費用相場、エリアごとの特徴を紹介します。家づくりのイメージを深められるように、実際の間取りや事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 行田市で注文住宅を建てる人のための土地価格相場(駅名別)
- 行田市の土地価格の平均値
- 行田市の駅別の地価ランキング(TOP8)
- 行田市で注文住宅を建てる際の費用相場
- 土地取得費用
- 建築費用
- 埼玉県の注文住宅の施工事例【間取り図付き】
- 注文住宅の土地選びに役立つ行田市のエリア比較
- 駅近で利便性が高い中心エリア(行田駅周辺)
- 自然と暮らしやすさが調和した住宅エリア(中心市街地・持田周辺)
- 自然豊かで落ち着いた郊外エリア(大字長野・大字須加・大字北河原など)
- 行田市で注文住宅を建てるための土地選びのポイント
- ①生活の軸となる路線と国道を見極める
- ②ハザードマップで水害リスクを正しく把握する
- ③家族全員の車移動を前提にした敷地計画
- ④都市ガスの供給エリアとインフラ整備状況
- ⑤歴史の街ならではの「埋蔵文化財包蔵地」を確認する
- 行田市で注文住宅を建てる際の注意点
- ①水害対策を前提とした建物設計
- ②地盤改良工事費の予算確保
- ③夏の酷暑と赤城おろしへの断熱対策
- ④埋蔵文化財調査による「工期の遅延」
- ⑤広い敷地ゆえの「外構工事費」の増大
- ⑥行田市の地域特性に詳しい会社を選ぶ
行田市で注文住宅を建てる人のための土地価格相場(駅名別)
行田市の土地価格の平均値
行田市の2025年(令和7年)の基準地価平均は以下のとおりです。
- 3万4084円/m²
- 11万2676円/坪
行田市は、埼玉県内でも圧倒的にコストパフォーマンスに優れた土地価格が魅力です。都心へのアクセスを確保しつつも、落ち着いた環境で子育てをしたい世代に最適なエリアです。
参考:土地価格相場が分かる土地代データ|行田市の土地価格相場・公示地価・基準地価マップ・坪単価
行田市の駅別の地価ランキング(TOP8)
行田市および周辺の主要駅を対象に、地価平均・坪単価平均順にまとめたものが下表です。
参考:土地価格相場が分かる土地代データ|行田市の土地価格相場・公示地価・基準地価マップ・坪単価
行田市で注文住宅を建てる際の費用相場
行田市で注文住宅を建てようと検討している方向けに、以下では、住宅ローン「フラット35」を利用した方のデータをもとに、埼玉県の注文住宅でかかる費用を、全国や首都圏エリアと比較して紹介します。
注文住宅を建てる場合、土地購入の有無によって建築費用の相場が異なります。それぞれの特徴や相場を見ていきましょう。
土地取得費用
注文住宅での家づくりを土地探しから行う場合、「土地取得費用」が必要になります。以下は「2023年度 フラット35利用者調査」を基にした、土地取得費用の比較です。
(抜粋:フラット35利用者調査|住宅金融支援機構)
埼玉県の坪単価は約24.8万円。全国平均の約19.8万円と比べると割高ですが、首都圏平均の約38.7万円に比べると、13万円以上割安です。さらに、敷地面積は235.6㎡(71.26坪)と、首都圏の平均よりも12坪以上の広さです。このことから、埼玉県では広い土地を安く取得できることがわかります。
建築費用
続いて、建築費用の相場を全国・首都圏の平均と比較してみましょう。こちらも「2023年度 フラット35利用者調査」のデータを基にしています。
(抜粋:フラット35利用者調査|住宅金融支援機構)
埼玉県の住宅面積は平均113.4㎡(約34.3坪)と、全国平均や首都圏の平均よりもゆとりのある広さが確保されています。
また、坪単価は約104.7万円と、全国平均(約101.2万円)や首都圏平均(約103.4万円)をやや上回りますが、その分、広々とした住空間や高品質な住宅を実現しやすいエリアとも言えるでしょう。
注文住宅を検討する際は、土地取得費用と建築費用に加え、諸経費が必要です。建物費用・土地価格以外の費用は、総額の5〜7%を見込んでおくと良いでしょう。
上記を踏まえ、埼玉県で家づくりをする際にかかる各費用の相場は以下の通りです。
- 土地取得費用:1,767.3万円
- 建築費用:3560.4万円
- 諸経費用:約266万〜372万円
これらを合計すると、約5,593.7万〜5,699.7万円が埼玉県で注文住宅を建てる際の費用の目安となります(※)。
※世間の平均として見た場合の費用目安
ステーツで家を建てる場合、規模や仕様によりますが、ステーツが商品として提示しているすべてを含んだ価格はおおよそ税別2,000万〜2,399万円が目安となります。
埼玉県の注文住宅の施工事例【間取り図付き】
ステーツが建てた埼玉県の注文住宅の施工事例を間取り図付きで、外観と内観をご紹介します。
ステーツが建てた上尾市の注文住宅の施工事例を間取り図付きで、外観・内観をご紹介します。
面積:28.81坪
家族構成:夫婦+子供2人
シンプルでありながら温かみを感じるデザインが魅力の住まいです。
外観にはKMEW製の「SOLID」をアクセントに使用し、洗練された雰囲気の中に木目の優しさをプラスしました。
玄関をくぐると、木のぬくもりを感じるフローリングと落ち着いた照明が家族を優しく迎えます。
リビングは吹き抜けと大きな窓からたっぷりの自然光が差し込み、住宅地でもプライバシーを守りながら開放的な空間を実現しました。
また、室内には和のテイストを取り入れた畳スペースを設けており、家族がほっと一息つける場所になっています。
「もっと色んな注文住宅の事例を見てみたい!」という方は、ぜひ資料請求してみてはいかがでしょうか。
注文住宅の土地選びに役立つ行田市のエリア比較
行田市は、市街地・交通拠点・郊外など、地域によって生活環境や地価が大きく異なります。通勤スタイルや子育て環境、住みたい街の雰囲気などによって、土地選びの優先順位が変わるのが大きな特徴です。ここでは、行田市の主要エリアの特徴を詳しく紹介します。
駅近で利便性が高い中心エリア(行田駅周辺)
主な駅:行田駅
坪単価:約15万~22万円前後(駅徒歩圏内の住宅地)
向いている層:通勤・通学を重視する世帯、都市生活を望む家庭
行田市は埼玉県の北部に位置します。行田駅周辺は、JR高崎線と国道17号線(熊谷バイパス)が通る交通の要所で、大宮・東京方面や、隣接する熊谷方面へのアクセスが非常に良好です。
駅周辺にはスーパー(ベルク、ウェルシア等)が点在し、病院やクリニック、小学校も徒歩圏内に揃った生活利便性が高いエリアです。
このエリアの特徴は以下の通りです。
- JR高崎線を利用でき、大宮・上野・新宿方面へ乗り換えなしでアクセス可能
- 駅周辺は区画整理された住宅地が多く、夜道も比較的明るく安心
- 国道17号沿いには大型商業施設や飲食店が集まり、車での買い出しも便利
都市的な利便性と交通のフットワークを重視したい家庭に最適なエリアです。
自然と暮らしやすさが調和した住宅エリア(中心市街地・持田周辺)
主な駅:行田市駅、持田駅、東行田駅(秩父鉄道)
坪単価:約10万~13万円前後
向いている層:子育て世帯、歴史ある街並みを好む家庭
行田市駅(中心市街地)や持田などは、行田市の文化的な中心部と新興住宅地が混在するエリアです。住宅地は落ち着いており、歴史的な足袋蔵が残る街並みと新しい住宅が共存しています。
出典:Wikipedia|忍城
このエリアには、以下のような特徴があります。
- 「行田市役所」「行田市立図書館」「水城公園」などの公共施設や文化施設が集中
- スーパー(ベイシア等)やドラッグストアが適度に配置され、日常の買い物がスムーズ
- 「さきたま古墳公園」や「忍城址」といった歴史スポットが近い
散策や子育てに良い環境 価格と利便性、そして行田らしい自然環境のバランスが取れたエリアです。
自然豊かで落ち着いた郊外エリア(大字長野・大字須加・大字北河原など)
主な駅:武州荒木駅、新郷駅(秩父鉄道)
坪単価:約5万~8万円前後
向いている層:自然に囲まれた環境で、広い土地にこだわりたい家庭
行田市郊外の大字須加、大字上野、大字北河原などは、利根川に近い北側のエリアを中心に広々とした田園地帯が広がる地域です。住宅地は点在しており、騒音の少ない静かな住環境が最大の特徴です。地価が手頃なため、広い敷地を活かした家を建てるのに適しています。
このエリアの特徴は以下の通りです。
- 80坪〜100坪といった広い土地が比較的安価で確保しやすい
- 「古代蓮の里」や利根川沿いの公園など、自然豊かなレジャースポットが豊富
- 車移動が前提となるが、渋滞が少なく周辺都市へのドライブも快適
水辺や緑に囲まれた静かな環境で、ゆったりとした暮らしを求める人に最適なエリアです。
行田市で注文住宅を建てるための土地選びのポイント
行田市で理想の住まいを建てるためには、地価の安さだけでなく、この街特有の「交通・地盤・歴史」の条件を正しく理解することが重要です。
①生活の軸となる路線と国道を見極める
行田市には以下の2つの路線が通っていますが、利便性の性質が異なります。
- JR高崎線(行田駅)周辺:大宮・東京方面へ乗り換えなしでアクセスしたい方向け
- 秩父鉄道(行田市駅・持田駅など)周辺:市役所や商店街、歴史ある街並みに近く、落ち着いた環境で暮らしたい方向け
このように、都内へのフットワークを優先するか、市内での生活のしやすさを優先するかで、検討すべきエリアは分かれます。
②ハザードマップで水害リスクを正しく把握する
利根川と荒川という二大河川に挟まれ、市内を忍川などの一級河川が流れる行田市では、水害への備えが土地選びの最優先事項です。
特に以下の点を確認しましょう。
- ほぼ全域が平坦な地形のため、大雨時の浸水深や避難経路を「行田市洪水ハザードマップ」で必ず確認
- 地価が相場より極端に安い場合、排水状況や過去の浸水履歴がないか、不動産会社や地元の建築会社に確認
安心・安全な家づくりのためには、地価の安さというメリット以上に、こうした災害リスクへの物理的な対策コストをあらかじめ予算に組み込んでおくことが重要です。
③家族全員の車移動を前提にした敷地計画
行田市での生活は、公共交通機関よりも自家用車がメインの「車社会」です。将来的な家族構成の変化まで見据え、以下の点を踏まえた余裕のある敷地選びが求められます。
- 夫婦の車に加え、来客用や将来の子供用など、3台以上の駐車を想定した広さ(40〜50坪以上の敷地)の確保
- 毎日の入庫がストレスにならないよう、前面道路の幅員(道の太さ)や土地の間口が十分にあるかどうかの確認
敷地の広さだけでなく、道路との接し方が工夫されている土地を選ぶことで、日々の外出や帰宅がスムーズになり、暮らしの質が向上します。
④都市ガスの供給エリアとインフラ整備状況
土地そのものの価格が安くても、電気・ガス・水道といったライフラインの整備状況によっては、目に見えない追加費用が発生する場合があります。
主に以下の点を確認しましょう。
- 市街地の中心部(持田、旭町、谷郷など)は都市ガスが普及しているが、郊外ではプロパンガスが主流となるため、ランニングコストの比較が必要
- 道路から敷地内へ水道管が引き込まれていない、または口径が細い場合は、別途数十万円の工事費が自己負担となる可能性の確認
更地を購入する際は、こうした地面の下のインフラがどこまで整っているかを工務店に事前に調査してもらうのが、予算オーバーを防ぐポイントです。
⑤歴史の街ならではの「埋蔵文化財包蔵地」を確認する
「忍城」周辺や「さきたま古墳群」周辺など、歴史的価値が高い行田市ならではの注意点があります。
特定のエリアでは、以下のように着工前に特別な手続きが必要になります。
- 建築予定地が「埋蔵文化財包蔵地」に該当する場合、着工前に市への届け出と試掘調査が必要になり、計画が数ヶ月遅れる可能性
- エリアによっては、建物の高さや外壁の色、屋根の形状に制限があり、デザインの自由度が左右されるケースの確認
こうした法的な制限は専門知識が必要になるため、気になる土地が見つかったら、まずは地元の事情に詳しい建築会社へ相談し、スケジュールに余裕を持たせることが大切です。
行田市で注文住宅を建てる際の注意点
行田市で後悔しない住まいを実現するためには、この街特有の「水害リスク」「気候」「歴史的制約」を理解した対策が不可欠です。設計段階から以下の6つの注意点を確認しておきましょう。
①水害対策を前提とした建物設計
行田市は利根川と荒川に囲まれた平坦な低地であるため、市域の多くが洪水浸水想定区域に含まれます。
土地選びだけでなく、以下のような建物の構造自体でリスクを軽減する工夫が必要です。
- 高基礎・設備の高所配置: ハザードマップの浸水深に基づき、基礎を通常より高く設定(高基礎)したり、室外機や給湯器を高い位置に設置したりする対策
- 垂直避難の確保: 1階の浸水を想定し、寝室や貴重品置き場、非常食の備蓄スペースを2階に配置する間取りにする
万が一の際に「家がシェルターになる」という視点で設計を進めることが、長く安心して暮らすためのポイントです。
②地盤改良工事費の予算確保
かつて沼地や水田だった場所が多い行田市では、見た目以上に地盤が軟弱なケースが少なくありません。地盤調査の結果、予想外の出費が発生することがあります。
- 鋼管杭を打つなどの大規模な補強が必要になった場合、100万〜200万円程度の追加費用が発生する可能性
- 契約前に、周辺の地盤データを持つ地元工務店に相談し、改良費用の目安を予測してもらう
「建物本体」の予算とは別に、地盤改良のための予備費をあらかじめ確保しておくことで、資金計画の破綻を防げます。
③夏の酷暑と赤城おろしへの断熱対策
埼玉県北部に位置する行田市は、日本屈指の暑さを記録する地域に近く、冬は「赤城おろし」と呼ばれる冷たい北風が強く吹き抜けます。
以下は対策の一例です。
- 外気の影響を抑える断熱材や「樹脂サッシ」などの窓選びにより、夏は涼しく冬は暖かい室内環境の実現
- 夏の強い日差しを遮る深い軒(のき)や、冬の北風を考慮した開口部の配置
過酷な気候条件に合わせた性能投資は、将来的な光熱費の削減と家族の健康維持に直結する、最も有効な投資です。
④埋蔵文化財調査による「工期の遅延」
歴史の街・行田ならではの注意点として、計画地が「埋蔵文化財包蔵地」に含まれている場合、通常の建築スケジュール通りに進まないことがあります。
特に以下に注意が必要です。
- 該当エリアでは着工前に市への届け出と試掘調査が義務付けられており、調査結果次第では本発掘に移行し、着工が数ヶ月遅れる
- 工期の遅れがつなぎ融資の期間延長などに影響するため、余裕を持ったスケジュール管理が必要
気になる土地が文化財保護の対象かどうか、早い段階で自治体や建築会社に確認し、最悪の遅延パターンも想定しておきましょう。
⑤広い敷地ゆえの「外構工事費」の増大
行田市での家づくりは、車を複数台所有することが前提となるため、外構(庭・駐車場)の面積が一般的な都市部よりも広くなりがちです。
特に以下に注意しましょう。
- 広い駐車スペースすべてに土間コンクリートを打つと、費用が数百万円単位に膨らむため、砂利敷きとの使い分け等の工夫が必要
- 敷地境界のフェンス設置費用がかさむほか、視界を遮る建物が少ない場合はセンサーライト等の防犯対策も必須
「建物にお金をかけすぎて、外構が手付かずになった」という事態を避けるため、最初から外構を含めたトータル予算で計画を立てることが重要です。
⑥行田市の地域特性に詳しい会社を選ぶ
行田市特有の家づくりには専門的な知見が欠かせません。地域の特性を熟知した会社であれば、土地の懸念点をカバーする高度な設計や、将来の資産価値まで見据えた資金計画を提案できます。
