新潟県の注文住宅費用相場【市区町村別の新潟地価ランキング・土地相場】

「新潟で注文住宅を建てたい」「費用や相場、間取りの傾向を知りたい」と悩んでいませんか？この記事では、新潟ならではの住宅事情を踏まえ、注文住宅の費用・相場を解説します。実際の間取りをイメージできるように、ステーツが手がけた事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

新潟で注文住宅を建てる際の費用と影響する要素

新潟県で注文住宅を建てる際には、どのくらい費用がかかるのでしょうか。また、どのような要素が家づくりの費用に影響するのでしょうか。

新潟の注文住宅の相場

以下では、住宅ローン「フラット35」を利用した方のデータをもとに、新潟県の注文住宅でかかる費用を、全国や北関東信越エリアと比較して紹介します。

注文住宅を建てる場合、土地購入の有無によって建築費用の相場が異なります。それぞれの特徴や相場を見ていきましょう。

建物のみの建築費用相場

土地を既に所有している場合や親族から提供されるケースでは、建築費用が発生します。また、分筆や水道、下水道、所有権移転、地盤改良、造成工事などの費用が別途必要です。以下は、全国と新潟県、北関東信越エリアでの相場の比較です。

（抜粋：フラット35利用者調査｜住宅金融支援機構）

新潟県の建築費用（3,637万円）は全国平均（3,861万円）より約224万円低く、延床面積も全国より若干小さい傾向にあります。北関東信越エリア全体の平均（3,618万円）とはほぼ同水準です。

土地付き注文住宅の建築費用

土地を購入して住宅を建てる場合の、平均的な建築費用の比較です。

（抜粋：フラット35利用者調査｜住宅金融支援機構）

新潟県の土地付き注文住宅の平均費用（3,419万円）は全国平均（3,405万円）とほぼ同程度で、敷地面積が全国平均より狭い傾向があります。北関東信越エリア全体（3,456万円）と比較するとやや安価ですが、延床面積は同程度です。

費用に影響する要素

建築費には建物本体の価格だけではありません。注文住宅を建てる際の費用は、いくつかの主要な構成要素によって成り立っています。以下では、注文住宅の費用に影響するその他の要素を紹介します。

設計費や確認申請に必要な費用、外構工事の費用

設計費は間取りやデザインの作成に必要で、建物の完成度に大きな影響を与える重要な部分です。また、建物を法的に建設可能とするための確認申請費用も欠かせません。

さらに、カーポートや駐車場、庭、フェンスなどの外構工事費も総額に含まれるため、最初から予算に組み込むことが大切です。

土地代

土地代は住宅全体の費用に大きく影響する要素です。特に都市部では土地価格が高騰しているため、建物よりも土地にかかるコストが高くなる場合があります。

土地探しの際には、価格だけでなく、周辺環境や利便性なども考慮する必要があります。例えば、地盤が弱い土地では改良工事が必要となり、追加費用が発生する可能性があります。

オプション費用

注文住宅ではオプション費用も無視できません。太陽光発電システムやスマートホームシステムなどを取り入れたオール電化住宅は、環境性能や快適性を向上させる反面、費用を押し上げる要因になります。

これらのオプションは、内容によって数十万円から数百万円の範囲で費用が増加することがあります。長期的な電気代削減効果と比較して導入を検討する必要があるでしょう。

建物の規模や構造

建物の規模や構造も、注文住宅の費用を左右する要因です。平屋は2階建てより高価で3階建てと比較すると規模によって、費用が変動する傾向にありますが、広い敷地が必要になることがあります。

また、木造、鉄骨、鉄筋コンクリート（RC造）のいずれを選ぶかも費用差の原因となる重要な要素です。ステーツでは取り扱いはありませんが、RC造は耐久性が高い一方で、木造に比べて建築費が高額になる傾向にあります。

内装や外装の仕様

例えば和モダンな家づくりの内装に用いられるような自然素材や高級なタイルは費用が跳ね上がる一方、標準的な素材を選べばコストを抑えることが可能です。同様に、外装に用いる素材によっても費用が変動します。

新潟県の土地価格相場ランキング（市区町村別）

新潟県で注文住宅の建てる際の相場を知るには、ハウスメーカーごとに発生する建築費以外に、市区町村ごとの地価平均を知ることが大切です。

新潟県内の土地価格を市区町村別に地価の高い順で紹介しますので、エリア選びの参考にしてみてください。

（出典：新潟県の土地価格相場・公示地価・基準地価マップ・坪単価ランキング｜2025年［令和7年］｜土地代データ）

1位 新潟市（7万7650円/m²・25万6694円/坪）

新潟市の土地相場は、1㎡あたり7万7650円、坪単価では25万6694円です。県内でも特に高い水準で、人気の高さがうかがえます。

新潟市は新潟県の下越地方に位置し、日本海に面した港町として発展してきた都市です。人口は約76万人と県内最大で、県庁所在地でもあります。面積は726.01㎢です。市域には信濃川や阿賀野川の河口が広がり、地理的な特徴から物流・産業・住宅が集まるエリアとして歴史的にも重要な役割を果たしてきました。こうした背景もあり、県内では土地需要がとても高く、相場が上位に位置しています。

 

新潟市中央区（18万0369円/m²・59万6262円/坪）

新潟市中央区の土地相場は、1㎡あたり18万369円、坪単価では59万6262円 と、県内でも群を抜いて高い水準となっています。県都・新潟市の中心エリアとしての利便性や商業集積の大きさが、そのまま地価に反映されているといえるでしょう。

中央区は、新潟市の行政区のひとつで、市役所や県庁をはじめ主要な行政機能が集まるほか、新潟駅周辺の商業地やビジネス街を含む市の要となる地域です。面積は37.84㎢と市内で最も小さいにもかかわらず人口は約17万7000人と最も多く、「新潟駅〜万代シテイ〜古町」へと続く「にいがた2km」エリアを擁するなど、都市としての利便性と賑わいを兼ね備えています。

 

新潟市東区（5万9553円/m²・19万6872円/坪）

新潟市東区の土地相場は、1㎡あたり5万9553円、坪単価では19万6,872円です。市内の行政区の中でも比較的高い水準で、エリアとしての安定した人気がうかがえます。

東区は、新潟市を構成する8つの行政区の一つで、面積は38.56km²、人口は約12万8000人となっています。区内には新潟空港をはじめ、港湾施設など交通・物流の要となる拠点が集まっており、こうしたアクセスの良さが居住地としての選ばれやすさにも繋がっています。

 

新潟市江南区（5万4018円/m²・17万8572円/坪）

新潟市江南区の土地相場は、1㎡あたり5万4018円、坪に換算すると17万8572円です。

江南区は 面積75.42km²、人口約6万6000人の行政区で、旧・亀田町を中心に住宅地が広がる、落ち着いた暮らしやすさが魅力の地域です。区内にはJR駅や旧街道沿いの商店街などがあり、交通の利便性も高く、日常生活を支える環境が整っています。

 

新潟市西区（5万3834円/m²・17万7965円/坪）

新潟市西区の土地相場は、1m²あたり5万3834円、坪に換算すると17万7965円です。市内でも比較的安定した価格帯で、住宅地として一定の人気を持つエリアです。

西区は新潟市を構成する行政区のひとつで、面積は約93.87km²、人口はおよそ15万5000人。郊外型の住宅地として発展してきた一方で、大学や研究施設が集まる文教地区としての一面もあり、新潟大学が位置する五十嵐や大学南、坂井砂山エリアは学生街としても活気があります。住宅地・商業施設・大学などがバランスよく並ぶ環境が特徴的です。

 

新潟市秋葉区（3万8085円/m²・12万5903円/坪）

新潟市秋葉区の土地相場は、1m²あたり3万8085円、坪単価では12万5903円です。緑豊かな郊外エリアとしては比較的手の届きやすい価格帯といえるでしょう。

秋葉区は 面積約95.38km²、人口約7万人の行政区で、「花とみどりと石油の里・新津」「花と緑の小須戸」といったキャッチフレーズでも知られています。かつて石油産業で栄えた新津地区を含むほか、住宅地や緑地が広がるエリアも多く、工業・住宅・自然が調和した多面的な地域性が特徴です。

 

新潟市北区（3万4358円/m²・11万3581円/坪）

新潟市北区の土地相場は、1m²あたり3万4358円、坪単価では11万3581円です。手頃な価格帯でありながら、暮らしやすさも兼ね備えたエリアとして注目されています。

北区は新潟市を構成する行政区のひとつで、面積は107.48km²、人口は約6万8000人です。市の北東部に位置し、旧豊栄市や旧北地区を含む地域です。広い住宅地が広がる一方で、農地や水辺、自然が残るエリアも多く、都市と自然がほどよく共存している点が特徴です。

 

新潟市南区（2万3309円/m²・7万7054円/坪）

新潟市南区の土地相場は、1m²あたり2万3309円、坪に換算すると7万7054円です。

南区は新潟市を構成する行政区のひとつで、面積は100.91km²、人口は約4万人です。旧白根市・旧味方村・旧月潟村などが合併してできた区で、信濃川と中ノ口川に挟まれた輪中地帯に位置し、平坦で広々とした地形が広がるのが特徴です。農地が多い一方で住宅地も整備されており、自然に囲まれた穏やかな生活環境が魅力となっています。

 

新潟市西蒲区（1万6828円/m²・5万5629円/坪）

新潟市西蒲区の土地相場は、1m²あたり1万6828円、坪単価では5万5629円です。市内でも比較的価格を抑えやすいエリアです。

西蒲区は新潟市を構成する行政区のひとつで、面積176.54km²、人口約5万人。市の南西部に位置し、日本海に面した海岸線や、角田山・多宝山などの山々、そして広大な平野が広がる自然豊かな地域です。農地が多く、のびのびとした環境の中で生活できる点が特徴です。

2位 長岡市（3万8017円/m²・12万5678円/坪）

長岡市の土地相場は、1m²あたり3万8017円、坪に換算すると12万5678円です。県内でも主要都市として安定した地価水準にあります。

長岡市の人口は約25万人、面積は891.13km² と県内でも屈指の広さを誇る都市です。県都・新潟市に次ぐ人口規模を持ち、中越地方の中核都市として、工業・商業・農業、そして観光など多様な都市機能が集まっています。また、全国的に知られる「長岡まつり大花火大会」の開催地でもあり、毎年多くの人が訪れる華やかな魅力を備えた都市です。

3位 三条市（2万9350円/m²・9万7024円/坪）

三条市の土地相場は、1m²あたり2万9350円、坪に換算すると9万7024円です。県内でも比較的手頃な価格帯で、暮らしやすさと利便性のバランスが取れたエリアです。

三条市は新潟県中越地方に位置する都市で、面積は431.97km²、人口は約8万8000人です。古くから金属加工や刃物づくりが盛んな地域で、ものづくりの街として知られています。こうした産業基盤を持ちながら住宅地も広がり、生活エリアとしての整備も進んでいます。また、交通アクセスも良好で、県内外への移動がしやすい点も特徴です。

4位 燕市（2万6525円/m²・8万7685円/坪）

燕市の土地相場は、1m²あたり2万6525円、坪に換算すると8万7685円です。

燕市は新潟県のほぼ中央に位置し、面積は 110.94km²、人口は約7万人です。市域の半分以上が農地というのどかな環境が広がる一方で、「燕三条」として全国に名を知られる金属加工や刃物産業の集積地でもあり、ものづくりの街として発展してきました。

5位 小千谷市（2万4685円/m²・8万1605円/坪）

小千谷市の土地相場は、1m²あたり2万4685円、坪単価で8万1605円です。

小千谷市の面積は155.19km²。人口は約3万人の市です。市内には信濃川が流れ、山あいから平野部まで変化に富んだ地形が広がります。また、「小千谷縮（おぢやちぢみ）」の産地として古くから知られているほか、全国的に名の通る錦鯉発祥の地としても有名で、伝統と文化が息づく地域です。

6位 新発田市（2万4081円/m²・7万9609円/坪）

新発田市の土地相場は、1m²あたり2万4081円、坪単価にすると7万9609円です。

新発田市は新潟県北部に位置する市で、面積533.11km²、人口約8万9000人の規模です。市内には、江戸時代の城下町として発展した歴史が残り、国指定重要文化財の新発田城をはじめ、寺院や古い町並みなど、文化的な見どころが多く点在しています。また、県内でも知名度の高い月岡温泉の温泉地としても知られ、観光資源が豊富な地域です。

7位 見附市（2万3344円/m²・7万7171円/坪）

見附市の土地相場は、1m²あたり2万3344円、坪単価では7万7171円です。

見附市は新潟県の中央部、中越地方に位置する市で、面積は77.91㎡と県内の市町村の中では面積が最も小さいという特徴があります。人口は約3万6000人です。市内には住宅地が整備されているほか、製造業を中心とした工業施設も点在しています。県内主要都市からもほど良い距離にあるエリアです。

8位 弥彦村（2万2500円/m²・7万4380円/坪）

弥彦村の土地相場は、1m²あたり2万2500円、坪に換算すると7万4380円です。

弥彦村は新潟県西蒲原郡に属する村で、面積約25.17km²、人口はおよそ7000人という、県内でも小規模な自治体です。村の特徴としては、弥彦山を中心とした豊かな自然景観に加え、由緒ある神社として多くの人が参拝に訪れる弥彦神社を擁している点が挙げられます。観光地としても名高く、年間を通じて多くの参拝客や観光客が訪れるエリアです。

9位 五泉市（2万1366円/m²・7万0633円/坪）

五泉市の土地相場は、1m²あたり2万1366円、坪に換算すると7万633円です。

五泉市は新潟県の下越地方に位置し、面積351.91km²、人口約4万3000人の市です。越後平野の東端に広がる市域には、阿賀野川や早出川が流れ、自然と市街地がほどよく調和した環境が特徴です。さらに、五泉市は苗木や切花の生産において全国的にも知られており、園芸・花き産業の重要な拠点として発展してきました。

10位 糸魚川市（2万0608円/m²・6万8126円/坪）

糸魚川市の土地相場は、1m²あたり2万608円、坪単価で6万8126円です。

糸魚川市は新潟県の最西端に位置する市で、面積746.41km²、人口約3万6000人の規模を持つ自治体です。日本海に面した海岸部から、内陸部の山岳地帯まで多彩な自然が広がっているのが特徴で、とくに「フォッサマグナ」の西端に位置する地質学的に貴重な地域として知られています。国石であるヒスイの産地として全国的に有名なほか、日本で初めて世界ジオパークに認定された糸魚川ジオパークを擁するなど、自然遺産や観光資源にも恵まれた地域です。

11位 柏崎市（2万0126円/m²・6万6533円/坪）

柏崎市の土地相場は、1m²あたり2万126円、坪に換算すると6万6533円です。

柏崎市は新潟県中越地方に位置する市で、面積は442.0km²、人口は約7万4000人という規模を有しています。市内は日本海に面しており、海岸線を活かした観光やレジャーが盛んです。海水浴場や釣り場など自然を楽しめるスポットが多い一方、工業や商業施設も整っており、生活と産業がバランスよく共存しています。

12位 湯沢町（1万9162円/m²・6万3345円/坪）

湯沢町の土地相場は、1m²あたり1万9162円、坪に換算して6万3345円です。

湯沢町は新潟県南魚沼郡にある町で、面積は約357.29km²、人口は約7000人です。周囲を山々に囲まれた湯沢町は、スキー場や温泉が集まる観光地として全国的にも知られており、四季を通じて多くの人が訪れます。東京方面からのアクセスも良く、レジャーと日常生活の両方を楽しめる環境が整っている点も、この町ならではの魅力です。

13位 上越市（1万8588円/m²・6万1449円/坪）

上越市の土地相場は、1m²あたり1万8588円、坪単価では6万1449円です。

上越市は新潟県南西部の上越地方に位置する市で、面積は973.89km²、人口は約17万6000人 の規模です。

市内は、日本海に面した海岸部と山岳地帯が共存しており、自然環境の幅広さが大きな特徴です。また、高田藩の城下町として発展した歴史を持ち、春日山城跡をはじめとする史跡が点在しています。旧高田市エリアには城下町らしい落ち着いた街並みが残り、妙高・関川周辺はスキーやアウトドアを楽しめるエリアとして親しまれるなど、暮らしと観光の魅力が両立した地域です。

14位 加茂市（1万7825円/m²・5万8925円/坪）

加茂市の土地相場は、1m²あたり1万7825円、坪に換算すると5万8925円です。

加茂市は新潟県中越地方に位置する市で、面積は133.72km²、人口は約2万2000人です。

市の中心部には加茂川が流れ、周囲を山々に囲まれた自然豊かな環境が広がっています。「北越の小京都」と呼ばれるように、加茂山公園や青海神社をはじめ、どこか懐かしさを感じる落ち着いた街並みが残っているのも特徴です。また、伝統工芸である加茂桐箪笥の産地としても知られ、古くからものづくりの文化が根付いています。

15位 南魚沼市（1万6248円/m²・5万3714円/坪）

南魚沼市の土地相場は、1m²あたり1万6248円、坪に換算すると5万3714円です。

南魚沼市は新潟県中越地方に位置する市で、面積は約584.55km²、人口は約5万人となっています。市域は山間部が中心で、スキー場や温泉などの観光地として知られる一方、全国的に名高い米どころである越後平野の一部も含んでいます。

16位 田上町（1万5900円/m²・5万2561円/坪）

田上町の土地相場は、1m²あたり1万5900円、坪に換算すると5万2561円です。

田上町は新潟県南蒲原郡に属する町で、面積は31.71km²、人口は約1万人の小規模な自治体です。信濃川の支流・加茂川が町の中心を流れ、周囲は護摩堂山などの山々に囲まれた自然豊かな環境が広がっています。また、町内には古くから知られる「湯田上温泉」があり、温泉地として観光客を迎える一面も持っています。落ち着いた雰囲気の中で暮らしやすい環境が整っているのが田上町の特色です。

17位 十日町市（1万5593円/m²・5万1549円/坪）

十日町市の土地相場は、1m²あたり1万5593円、坪に換算すると5万1549円です。

十日町市は新潟県南部の中越地方に位置し、面積590.39km²、人口約4万4000人の自治体です。市域の多くが山間部に広がり、全国的にも有数の豪雪地帯として知られています。古くから織物の産地として栄え、「十日町絣」や「明石ちぢみ」などの高品質な織物でその名を全国に広めてきました。また、日本三大雪まつりの一つ「十日町雪まつり」や、越後妻有地域で開催される「大地の芸術祭」など、アートと自然が調和した文化的イベントも多数開催されています。

18位 津南町（1万4710円/m²・4万8628円/坪）

津南町の土地相場は、1m²あたり1万4710円、坪単価にすると4万8628円です。

津南町は新潟県中魚沼郡に属する町で、面積170.21km²、人口約7900人の地域です。町は山あいに位置し、豪雪地帯としても知られ、四季折々の雄大な自然が広がっています。冬はスキー場を中心とした観光が盛んで、雪を生かしたイベントやレジャーが楽しめるほか、山間地域ならではの静かで落ち着いた生活環境が魅力です。

19位 阿賀野市（1万3139円/m²・4万3435円/坪）

阿賀野市の土地相場は、1m²あたり1万3139円、坪単価では約4万3435円です。

阿賀野市は新潟県北東部に位置し、面積192.74km²、人口約3万7000人の都市です。市内には五頭山や阿賀野川などの豊かな自然が広がり、「五頭温泉郷」をはじめとする温泉地としても親しまれています。また、遊園地「サントピアワールド」や、冬になると白鳥が飛来することで知られる「瓢湖（ひょうこ）」など、家族連れにも人気の観光スポットが点在しています。

20位 胎内市（1万3118円/m²・4万3367円/坪）

胎内市の土地相場は、1m²あたり1万3118円、坪に換算すると4万3367円です。

胎内市は新潟県の北東部に位置し、面積は約264.89km²、人口はおよそ2万6000人の市です。日本海に面した穏やかな海岸部と、飯豊連峰へと続く山あいの地域を併せ持つなど、海と山の両方の自然を身近に感じられるのが大きな特徴です。春のチューリップフェスティバルや、冬のスキー場の賑わいなど、四季を通して楽しめるレジャーが多い点も魅力のひとつ。また、農業も盛んで、米づくりや園芸作物の生産が地域の産業を支えています。

21位 刈羽村（1万3100円/m²・4万3305円/坪）

刈羽村の土地相場は、1m²あたり1万3100円、坪単価にすると4万3305円です。

刈羽村は新潟県の中越地方にある村で、面積26.27km²、人口約4000人の小規模な自治体です。県内でも小さな自治体のひとつですが、周囲には広々とした田園が広がり、落ち着いた雰囲気の中で暮らせるのが特徴です。また、村内には柏崎刈羽原子力発電所の関連施設があり、地域の産業や経済にも一定の影響を与えています。

22位 聖籠町（1万2800円/m²・4万2314円/坪）

聖籠町の土地相場は、1m²あたり1万2800円、坪に換算すると4万2314円です。

聖籠町は新潟県北蒲原郡に属する町で、面積は37.57km²、人口は約1万4000人の規模を持つ自治体です。県庁所在地である新潟市への通勤率が高く、工業団地の整備が進んでいることもあって、近年は住宅地としての需要も一定程度あります。

23位 村上市（1万2453円/m²・4万1169円/坪）

村上市の土地相場は、1m²あたり1万2453円、坪単価では4万1169円です。

村上市は新潟県北部に位置し、面積は1174.17km²、人口は約5万人の市です。日本海に面した地形をはじめ、北限の茶どころとしての歴史や、鮭の産地として知られる三面川、さらに「瀬波温泉」や「笹川流れ」などの観光スポットを有するなど、海・山・川・温泉と多様な自然に恵まれているのが特徴です。

24位 妙高市（1万1777円/m²・3万8933円/坪）

妙高市の土地相場は、1m²あたり1万1777円、坪に換算すると3万8933円です。

妙高市は新潟県南西部に位置する市で、面積445.63km²、人口約2万7000人です。市内には妙高山を中心とした山々が広がり、自然の豊かさが大きな魅力です。「妙高高原」や「赤倉温泉」「池の平温泉」などのリゾート地としても知られ、スキーや登山など四季折々のアウトドアが楽しめます。また、妙高戸隠連山国立公園の一角を占めており、観光資源にも恵まれた環境です。

25位 粟島浦村（1万1200円/m²・3万7024円/坪）

粟島浦村の土地相場は、1m²あたり1万1200円、坪に換算すると3万7024円です。

粟島浦村は、新潟県岩船郡に属し、日本海に浮かぶ一島一村の自治体です。面積は9.78km²、人口は約370人 と、県内でもとりわけ小さな村として知られています。島には、東側の「内浦」と西側の「釜谷」という二つの集落があり、海岸段丘が連なる独特の地形や入り組んだ海岸線が特徴的です。産業の中心は漁業と観光で、民宿や宿泊施設が点在し、離島ならではのゆったりとした暮らしや文化が今も息づいています。

26位 佐渡市（1万1024円/m²・3万6445円/坪）

新潟県佐渡市の土地相場は、1m²あたり1万1024円、坪単価では3万6445円です。

佐渡市は新潟県西部、日本海に浮かぶ離島で、面積855.68km²、人口約4万5000人の規模を持つ市です。海岸線から山並みまで変化に富んだ自然が広がるのが特徴。国の特別天然記念物に指定されているトキの保護・繁殖が行われていることで知られるほか、佐渡金山や宿根木の町並みといった歴史文化遺産、さらには能の文化が根づく地域としても注目されています。自然・文化のどちらにも恵まれた魅力あるエリアです。

27位 出雲崎町（1万0916円/m²・3万6088円/坪）

新潟県出雲崎町の土地相場は、1m²あたり1万0916円、坪換算で3万6088円です。

出雲崎町は新潟県の中越地方に位置し、面積は44.41km²、人口は約3600人と、比較的小規模な町です。日本海に沿って伸びる海岸線が美しい地域で、江戸時代には北前船の寄港地として栄えた歴史があります。与謝野晶子の歌碑がある「夕日が丘公園」や、良寛ゆかりの地としても知られており、文化・歴史の両面で魅力が感じられる町です。なかでも、日本海に沈む夕日は多くの観光客が訪れるほどの名物となっています。

28位 魚沼市（1万0451円/m²・3万4550円/坪）

新潟県魚沼市の土地相場は、1m²あたり1万0451円、坪換算で3万4550円となっています。

魚沼市は新潟県の中越地方にあり、面積は946.76km²、人口は約3万人となっています。市内には越後三山を中心とした山々が連なり、豪雪地帯としても知られています。なかでも全国的に名高い「魚沼産コシヒカリ」の生産地として広く認知されており、米づくりに適した自然環境が整っていることが大きな特徴です。さらに、市内には温泉やスキー場といった観光スポットも多く、四季折々の自然を楽しめる地域としても親しまれています。

29位 関川村（8475円/m²・2万8016円/坪）

関川村の土地相場は、1m²あたり8475円、坪に換算すると2万8016円となっています

関川村は、新潟県北部の岩船郡に位置する村で、面積299.61km²、人口は約4000人の小規模な自治体です。村の中心には荒川が流れ、周囲を山々に囲まれた自然豊かな環境が広がっています。特別豪雪地帯にも指定されており、厳しい冬の気候が特徴です。また、旧米沢街道の宿場町として栄えた名残が色濃く残る「越後下関 柳とせせらぎ通り」など、歴史ある街並みが今も大切に受け継がれており、温泉や紅葉の名所としても知られています。

30位 阿賀町（7022円/m²・2万3213円/坪）

新潟県阿賀町の土地相場は、1m²あたり7022円、坪に換算すると2万3213円です。

阿賀町は新潟県の東部に位置し、面積952.89km²、人口約8000人の町です。町の大部分は山に囲まれ、阿賀野川に沿って自然豊かな風景が広がっています。なかでも「奥阿賀」と呼ばれる一帯は、温泉や渓谷の美しさで知られ、観光地としても人気があります。豪雪地帯ならではの厳しくも美しい冬景色や、四季折々の自然を味わえることも魅力のひとつです。伝統文化や地域の風習が今も大切に受け継がれており、落ち着いた暮らしを望む人にも向いた環境といえるでしょう。

新潟で人気の注文住宅の間取りと特徴

新潟県は冬に豪雪地帯になる地域も多いため、家づくりにもその気候の特性が大きく影響します。以下では、新潟で人気の間取りと特徴を解説します。

新潟の家づくりで人気の間取り例

新潟の家づくりで人気の間取り例を紹介します。

耐雪・耐寒設計を意識した構造

雪下ろしの手間を軽減するために、新潟に限らず、雪国では片流れ屋根や緩やかな勾配の屋根を採用することが少なくありません。

また、高断熱の窓や床暖房を取り入れることで、室内の快適性を高めることが可能です。

特に、トリプルガラスや高性能樹脂サッシを採用することで、寒さをしのぎながら暖房効率を向上させる設計が多く見られます。気密性を高めた施工も重要です。

冬の生活に適した屋内干しスペース

新潟の冬は降雪や湿気で屋外干しが難しいため、室内に専用のランドリールームや多目的スペースを確保する間取りが主流です。家事動線を短縮するためにキッチンや浴室の近くに配置することで、家事効率を高められます。

雪国ならではのガレージ一体型設計

新潟では、車の雪下ろしや周囲の雪かき、雨や雪にあたらずに乗り降りできる快適性などの理由で、住宅と一体化したインナーガレージを備える設計が人気です。ガレージから直接室内に入るようにすることで、雪や寒さを避けてスムーズに動ける動線を確保しています。

ご家庭によっては、ガレージ内にはスノーダンプや融雪剤を収納できるスペースも設けることがあります。

平屋の注文住宅の場合

平屋の注文住宅の特徴を紹介します。

豪雪対策を考慮した玄関と土間スペース

新潟特有の冬場の積雪に対応するため、玄関には広い土間スペースを設けることがあります。雪かき道具や濡れたコート、長靴を収納できるシューズクロークや外部から直接アクセス可能な収納スペースがあると便利です。

玄関ドアには断熱性能の高いものを採用し、寒さの侵入を防ぐ二重扉構造（風除室）を取り入れることもあります。

中庭と縁側を取り入れた開放的な間取り

新潟の広い敷地を活かし、平屋特有の開放感を引き出すために中庭や縁側スペースを設ける間取りも好評です。

冬には積雪景色を眺め、春から秋には家族や友人とアウトドアリビングを楽しめます。中庭があることで、周囲の視線を気にせずにプライベートな空間を確保できます。

二世帯の注文住宅の場合

二世帯の注文住宅の特徴を紹介します。

親世帯向けのバリアフリー設計

高齢の親世帯のため、段差を排除した平屋部分が多く採用されることがあります。特に、玄関からリビング、寝室、浴室までをコンパクトに動線をまとめるのがポイントです。

一方、子世帯は2階を活用してリビングや寝室を設け、親世帯とのプライバシー確保を重視する間取りを採用することもあります。

水回りの工夫

二世帯住宅で浴室やトイレを共有する場合、それぞれの世帯の生活リズムが干渉しないように、動線を設計します。浴室暖房や乾燥設備を備えることで、冬でも快適に利用できます。

注文住宅の施工事例と間取り

ステーツが建てた、新潟の注文住宅の事例を紹介します。

事例01：省スペースで快適！暮らしやすさ重視の3LDK間取り

こちらの注文住宅の施工事例では、3LDKのスタンダードな間取りに吹き抜けや回遊動線、ファミリークロークなどの工夫を加え、快適で機能的な住まいを実現しています。

一階には水回りとキッチン、リビングをコンパクトにまとめ、限られた面積でも効率的な家事動線を確保。キッチン横に設置されたランドリールームは、炊事と洗濯を同時に行える設計で、家事負担を軽減します。

さらに、水回りに近接したファミリークロークは、家族全員が使いやすく、収納や身支度のスムーズさを向上させています。

キッチンとダイニング・リビングは横並びの配置とし、吹き抜けを取り入れることで、空間に広がりを感じさせています。作業台は壁向きですが、リビングやダイニングとの行き来がスムーズにできる設計で、家族とのコミュニケーションを大切にする工夫が施されています。

さらに、キッチン前に設けたスタディカウンターは、子供の学習やリモートワークにも対応し、限られたスペースを多用途に活用可能です。省スペースでも使いやすく快適な住まいを目指した設計が特徴です。

事例02：1階で完結！動線と開放感を追求した半平屋の家

こちらの注文住宅は、1階に寝室を配置し、半平屋のような利便性を追求した間取りが特徴です。

LDKに隣接するファミリークローゼットは通過型の設計で、家事や身支度の動線を効率化しています。

水回り設備をまとめて配置することで、洗濯作業や日々の家事をスムーズに行える設計が施されています。廊下を極力減らし、クロークや水回りをコンパクトにまとめることで、限られた29坪のスペースでも機能的かつ快適な住まいを実現しました。

また、子供の独立後も1階だけで生活が完結するレイアウトとなっており、将来のライフステージにも対応可能です。

17帖のLDKには2.7mの天井高を確保し、広々とした開放感を演出しています。家族全員が快適に過ごせる、動線と空間にこだわった住まいです。

事例03：家族の繋がりと居心地を両立！ヌックが彩る快適な住まい

こちらの注文住宅は、キッチン・ダイニング・リビングが一直線に並んだストレートなLDKが特徴です。

断熱性能はZEHレベルを達成し、快適で省エネな住まいとなっています。外観はグレーを基調としたフラットなデザインで、現代的な印象を与え、内装では黒いアクセントが随所に取り入れられたスタイリッシュな仕上がりです。

キッチンは対面型で、広いリビングやダイニングを見渡せる設計となっており、家族とのコミュニケーションが取りやすい空間を実現しています。

窓際にはヌックと呼ばれる籠れるスペースを設け、読書やリラックスに最適な居場所を確保。また、間接照明を用いたデザイン性の高い空間が、温かみとおしゃれさを両立させています。

水回りは回遊動線で効率的に配置され、ランドリーから脱衣室への動線もスムーズ。2階には各居室をしっかりと設け、子供室には収納とスタディーカウンターが一体化した機能的なスペースが用意されています。

敷地面積41坪の中で、庭や駐車スペースも確保されており、コンパクトながら機能性とデザイン性を兼ね備えた住まいとなっています。

新潟で注文住宅を建てるときの注意点

新潟県で注文住宅を建てる際は、雪の多さや湿気の強さといった、この地域特有の気候を踏まえた家づくりが不可欠です。これらを十分に理解しないまま進めてしまうと、実際に暮らし始めてから予想外の不便が生じたり、思わぬ追加費用が発生したりすることがあります。

ここでは最後に、新潟で長く快適に暮らすために押さえておきたい注意点を紹介します。

雪の多い新潟では、屋根や外構の雪対策を考えておく

雪の多い新潟県で家を建てるときは、屋根や外構の雪対策を早い段階から考えておきましょう。現在は、雪を落としにくい屋根の採用が主流です。 屋根に雪が残り続けると家に余計な重さがかかる一方、無落雪設計にすることで落雪による事故リスクを抑えられます。また、車庫まわりや玄関先など、日常の動線を安全に使うためにも外構の工夫が必要です。

暖房費を抑えるために断熱性能を重視する

冬は気温が大きく下がるため、断熱が不十分だとせっかく温めた空気が外へ逃げてしまい、暖房にかかるエネルギーが増えてしまいます。

断熱材の選び方や厚さ、さらに窓の性能を高めることで室内の熱が外へ逃げにくくなり、少ないエネルギーでも家の中を暖かく保つことが可能です。また、断熱性の高い住まいは結露の発生を抑えられるため、建物が長持ちします。

湿気・結露対策を怠ると、快適性や耐久性に影響する

新潟県は雨や雪が多く湿気がこもりやすい気候のため、湿気・結露対策を怠るとカビが生えたり木材が傷んだりして、家の快適さや寿命に影響が出ます。

このような問題を防ぐためには、家づくりの初めから断熱の強化や計画的な換気、湿気が逃げやすい設計を意識しておくことが重要です。

地盤の強さと排水状況を購入前に必ず確認する

新潟県では土地の性質に合わせて地盤改良を行うことが一般的です。事前に調査することで土地の固さや安全性が分かり、必要な補強工事の有無も判断できます。さらに、周囲の水はけや道路との高低差を確認しておくことは、安心して暮らすための備えとなり、思わぬトラブルを防ぐことにも繋がります。

冬場の工事は天候による遅延リスクを理解しておく

新潟県の冬は雪が多く気温も下がるため、作業そのものが予定どおり進まなかったり、コンクリートの硬化に時間がかかったりするリスクを考慮する必要があります。冬に着工する際は余裕を持った工期を組み、予め施工会社と細かく調整しておくことが、安心して家づくりを進めるうえで大切です。

地元の気候を熟知したハウスメーカー・工務店を選ぶ

その土地に合った設計や性能が暮らしやすさや住まいの耐久性を左右するポイントです。積雪に耐えるための構造や、暖房費を抑える断熱・気密の工夫は、新潟県の家づくりでは特に重要とされています。また、広い敷地を生かした設計や、季節の自然を楽しめる間取りなど、地域をよく知る会社だからこそ提案できる住まいもあります。

私たちステーツでは新潟県を中心に実績を重ねたプランナーが、お客様に合った住まいを提案していますので、どうぞお気軽にご相談ください。